Monday, February 24, 2014

「頭の良い」人は何か作るべきだ Smart People Should Build Things

 アメリカのアイビーリーグや名門校の卒業生はこぞって投資銀行やコンサルティングなどで職を得る。著書によると例えばプリンストン大学では3-4割が金融業界に流れるという。(この記事は色々統計が載ってて面白い)そのような状況に対して疑問を呈するのがこの本Smart People Should Build Things。著者のAndrew Yangによればアメリカの経済を立て直すには、大企業にみんな流れずに優秀な人材は自らビジネスをしたりベンチャー企業で仕事したりすべきだと主張する。私自身、夏の間投資銀行でインターンをする身として色々考えさせられたし、日本の就職事情・日本の大学にも凄く当てはまると思うので英語だが就活生には特におすすめしたい。著者のAndrew Yangは名門ブラウン大学の卒業生とあって実によくトップ校の学生の心情を的確に描いていると思う。
Andrew Yang氏はGMATなどを受験された方などはご存知かもしれないがManhattan GMATという予備校の元トップで現在はVenture for Americaという非営利団体を運営している。Venture for America Teach for Americaの起業家版で優秀な学部生が卒業後2年間全米各地のスタートアップで修行をし、起業・小規模組織運営のいろはを学ぶプログラム。まだ団体を設立して長くはないが全米各地から応募があり定員を大きく上回る人気のプログラムだそうだ。(http://ventureforamerica.org/)
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